⚫️ 不器用ならではの戦い方は分かったが、踏み出せない人へ
「量をこなせば追いつける」と分かっていても、どうしても一歩を踏み出せない。
その気持ちよく分かります。
私もそのマインドに切り替えるための気持ちの整理が追いついていませんでした。
その理由はいくつかあると思います。 「周りから下手だと思われたくない」 「格好悪いと思われたくない」 という、ちっぽけなプライドが邪魔をしているからではないでしょうか。
かつて超・不器用だった私が、現場で生き残るために「投げ捨てたプライド」についてお話しします。
⚫️ 「失敗を隠してスマートに見せたい」というプライド
最初から上手にできるわけがないんです。 でもカッコつけようとしていた。お恥ずかしいですが、若気の至りです。
しかし、格好つけても何も解決しないし、かえって周りに迷惑をかけてしまいます。
「分かった気でいる」いわゆる知ったか状態では仕事になりません。
「自分は下手くそ」「自分は未熟」 これを認めるのは容易じゃないでしょう。自分の負けを認めるようなものですから。逃げるのは恥ずかしいこと、あってはならないこと……そう思う気持ちも分かります。
ですが、自分の中に芽生えた「逃げたい」という弱さを認めることは、恥ずかしいことでも間違いでもありません。大丈夫です。自分ができないことに直面した時は、素直に「自分はまだできないんだ」と自分自身で認めましょう。
この時注意したいのは、上司や同僚に「できません」と宣言することではありません。あくまで「自分の中で正しく認める」ことが大事です。
そして、ここからが不器用な人間の生き残り方です。 「量」で殴る。圧倒的な練習量でカバーする。 そして、その泥臭い姿を隠さないこと。
練習する姿を隠さないということは、「助けを求める」ということです。 できないから諦めて逃げるのではなく、「できるようになりたいから、手助けをしてほしい」。これを素直に言えるか、行動に移せるかどうかが分かれ道です。
⚫️ 「知ったかぶりをする・1人で解決しようとする」プライド
「今の若い人たち」と一括りにするのは嫌いですが、あえて言わせてください。 今の世の中、みんなすぐ逃げて(諦めて)しまいがちです。
今は転職がしやすい売り手市場ですし、ネットには情報が溢れていて、いろんな選択ができる。それは現代の強みですし、決して間違っているとは思いません。転職してうまくいっている人がいるのも確かです。
ですが、みんながそうしているから自分も同じように諦める。
私はこれが「つまらない」と思ってしまうのです。
捻くれているかもしれませんが、みんなと同じ行動をしていては、なんの個性もない人間に埋もれてしまいます。もちろんそれを批判するつもりはありませんが、マイノリティ(少数派)にならなければ自分だけの価値は生まれません。
この記事を見ていただいているということは、あなたも「何か変わりたい」と思っているのではないでしょうか。「変わりたい」そう思った時が、あなたの転機です。社会人歴が浅かろうと長かろうと、年齢も関係ありません。
ここで本題ですが、1人で解決しようとしないでください。 せっかく「会社」という組織にいるのだから、目一杯利用してやりましょう(笑)。 「会社員」の最大の強みは、周りを頼れることです。
ただし、その強みを利用するには1つだけ条件があります。 「自分が変わろうとしている姿勢(量)を示すこと」です。
難しく考えすぎないでください。要は「時代に逆行するような泥臭いこと」をすればいいんです。
今の周りの人がやらないようなことをする。 ちょっと早く出社してみる。空いている時間に泥臭く練習や準備をする。 とにかく「量」をこなしてみてください。
それを見ている周りの人は、必ず手を差し伸べてくれます。これが、不器用な私が見つけた「正しい人の頼り方」です。
「量」をこなす過程で分からないことがあったら、素直に周りに聞いてみてください。それだけ泥臭く努力しているあなたを、放っておける先輩や上司なんて存在しません。これができたら、あなたは「勝ち確」です。
⚫️ 「人と比べて落ち込む」プライド
さて、ここまでプライドを捨てて、自分で自分のことを正しく認められたあなたはもう最強です。最後に立ちはだかる壁についてお話しします。
自分の実力を正しく理解できた次にぶつかるのは、「他人と比べてしまうこと」です。
自分より器用にスイスイこなす優れている人を見ると、どうしても引け目を感じてしまいますよね。「他人は他人、自分は自分」と頭では分かっていても、比べてしまうものです。
ですが、はっきり言って人と比べても得られるものは何もありません。一銭にもならない、無駄な時間です。
とやかく言う私も、かつては「あの人には絶対に敵わない」「自分には優れているところなんて何もない」と落ち込んでいました。
しかし、自分にできる泥臭い練習をコツコツと重ねる。この小さい積み重ねを毎日やっていると、不思議と実力がついてくるだけでなく、周りの「人」もついてくるようになります。
やがて、「絶対に敵わない」と思っていた憧れの人から頼られる日がやってきます。 これは本当に爽快ですよ。
これが、不器用な人間が最短・最速で成果を出す解決方法です。
改めて言います。
「他人は他人、自分は自分。」 「自分の価値は、泥臭い自分の手で上げる。」


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